チェンマイ発・ちょっとディープな北タイ日本語情報誌CHAO『ちゃ~お』は毎月10日、25日に発行。

ラーンナー・ガーン・ドントリー (楽器屋)

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マーノップさんは音楽仲間からも慕われる存在だ。 螺鈿(らでん)細工のサロー

 北タイの伝統音楽はゆったりとしていて自然に心がなごむ。その素朴な音の肌ざわりが魅力になっているが、それにしても楽器の作りがあまりに素朴すぎないか?
 この楽器店のご主人マーノップさんも、愛するラーンナー音楽の楽器に不満を持ったひとり。「村人が自作したものや、観光土産的な安物があるだけで、プロの音楽家が演奏する楽器のレベルに達していない。もっと楽器のクオリティを高めることができるはずだ」と自ら楽器作りに取り組み、約10年前にこの店を開いた。
飾ってある楽器を見ると、なるほどこれまでの「素朴なイメージ」とは大違いだ。細部まで丁寧に作ってあって、 美しい装飾模様も施されている。何より楽器から製作者の愛情が伝わってくる。これなら実際に手に持って弾いてみようかという気になる。

音楽の先生たちによる合奏に拍手! スンの装飾模様が美しい。

 ここは単なる楽器店ではない。音楽好きの若者が自然に集まってくる場所になっていて、ラーンナーやタイの伝統音楽を学ぶことができる。これまでマーノップさん自身がラーンナー楽器を教えた外国人は100人以上にもなるとか。タイ古典音楽は、チェンマイ市内の学校の先生が指導してくれる。日曜の午後になると、息子さん2人と歩行者天国で演奏を披露、ラーンナー伝統音楽の普及に努めている。
 近い将来、サーンサーイ地区の果樹園の中に楽器工房と宿泊施設を兼ねた土の家を作り、音楽仲間や旅人の拠点にしたいと考えているとか。そんな夢を語るマーノップさんの表情はとても素敵に輝いて見えた。(B)

ラーンナー・ガーン・ドントリー情報
【場所】誌面地図F-4
【営業時間】8:00~20:00 無休(日曜午後は歩行者天国で営業)
【電話】0-5322-7439、08-9758-8681
【値段】スン(ラーンナーのギター)1500~4000B、サロー(胡弓)1500~8000B、ピンピア(共鳴弦楽器) 3000B~


 


ラーンナー楽器の店、教室

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