チェンマイ発・ちょっとディープな北タイ日本語情報誌CHAO『ちゃ~お』は毎月10日、25日に発行。

The Olive Tree (オリーブの木) 239号

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The Olive Tree The Olive Tree
 ターペー門の内側をお堀に沿って少し南に行ったところに白い壁が印象的なすてきなレストランを見つけた。
窓も玄関もモスク(イスラム寺院)風にデザインされたその店は、以前、イスラエル料理店として人気だった「エルサレム・ファラフェル」が移転し、モロッコ料理を中心とした店としてリニューアルオープンしたのだった。
 モロッコ料理と言っても一般の日本人には馴染みは少ないが、日本では数年前から流行のタジン鍋がモロッコを代表する料理と言えば少しは親近感が湧くだろう。
 でも何故、ここチェンマイでモロッコ料理なのか。女主人ザハヴィットさんはユダヤ人。生まれはモロッコを代表する観光都市マラケシュ。その後、ユダヤの聖地エルサレムに移住。更に縁あってタイ人男性と結婚してチェンマイで店を開くことになったのだ。

The Olive Tree The Olive Tree
 タジン鍋は元々サハラの民の料理なので、砂漠で貴重な水は使わない。素材の持つ水分だけで調理する蒸し煮料理。だから素材そのものの味が味わえる。ここでは本場のレシピそのもので提供され、珍しい魚タジンまである。モロッコと言えば羊料理。くせがなく柔らかいラム料理がたくさんメニューに並ぶ、羊が苦手な方には鶏や牛料理ももちろんある。忘れてならないのがピタパン、そしてHUMMUS(フムス)。イスラエルパンとひよこ豆のディップだ。地元の人はこのパンにディップや肉・野菜を挟んで食べる。最後はモロッカン・ミントティを注文しよう。一瞬、サハラ砂漠のオアシスに吹く涼しい風が喉をよぎるだろう。(K)

 

(“The Olive Tree (オリーブの木) 239号”の要約です。)

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