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チェンマイ発・ちょっとディープな北タイ日本語情報誌CHAO『ちゃ~お』は毎月10日、25日に発行。

サイウア・ムアン・ヨーン ไส้อั่วเมืองยอง(402)

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真っ直ぐなサイウアは脂身が少ないのだ

真っ直ぐなサイウアもいいでしょ!?予備写真真っ直ぐなサイウアもいいでしょ!?

サイウアは北タイ名物の豚の腸詰め。
チェンマイの大きな市場に行けば、
たいてい2、3箇所で専門店が見つかる。
日本人利用客も多いチャープアック地区のターニン市場の中にあるこのお店もそのひとつ。
卓上型電気コンロで焼いていく。卓上型電気コンロで焼いていく。

チェンマイ郊外サーラピー地区に住む女性オーナーのノーイさんは、
十数年前にターニン市場、ノーンホーイ市場、
ソーンペット市場(現在は閉店)でサイウアを売り始めた。
サーラピーの製造所でサイウアを作って、
それぞれの市場で売るというスタイルだ。
次々とお客さんがやってくる。次々とお客さんがやってくる。

この店のサイウアは、ちょっと形状が変わっている。
普通のサイウアはぐるぐる巻きにして焼いてあるが、
ここのものは長さ20cm程度の真っ直ぐな棒状で、
太さもやや細めだ。
それを卓上電気コンロでお客さんの目の前でていねいにジリジリ焼いていく。
製造時に7割がた火が通っているから、
市場での仕上げはこのやり方でちょうどよい焼け具合になるという。
その場で切ってくれる。その場で切ってくれる。

普通の豚肉を使ったものと軟骨入り豚肉の2種類あって、
それぞれ1本25バーツとちょうど手頃な値段だ。
形状がストレートだから、お土産用としても包装しやすい。
お土産用に包んでくれる。お土産用に包んでくれる。

安いサイウアは肉の脂身がやたらに多かったりするが、
その点はこの店では心配無用。
豚肉75%、ハーブ類18%、脂身5%、塩分2%と
ちゃんと包装シールに表示してある。
脂身の割合が少ない。脂身の割合が少ない。
辛さも控えめで食べやすく、もち米との相性は申し分なし。
通常でも1日に200~300本、
年末年始などは500~600本も売れるとか。
次から次へとお客さんがやってくる、ターニン市場の隠れた人気店だ。  (B)
サイウア・ムアン・ヨーン ไส้อั่วเมืองยอง情報
【営業時間】6:00~20:00(平日)、5:00~20:00(土・日)
【電話】08-7300-6609
【誌面地図】①G-2 ②N-5


      


 



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カーオソーイ・メー・パーシー (235号)

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パーシーお母さんとメムさん(左) カノムジーン・ナームニヤオ(30B)

 せっかくチェンマイに来たのだから北部料理を食べたい!と思う人は多いものの、意外に郷土料理を食べられる店が少ない。チェンマイ名物のカーオソーイ(カレーラーメン)やサイウア(ハーブソーセージ)、スープなどを1箇所で味わいたい人は、パーシーお母さんが15年ほど前にオープンしたこの店へ行ってみよう。最初はカーオソーイだけを売る小さな店だったが、評判が良く、娘のメムさんが手伝い始めてからはお店を広げ、北部料理もメニューに加えた。レシピはメムさんのおばあさんが家族のために昔から作っていたもので、化学調味料を使わず、1つ1つ手作りしている。

カーオソーイ(35B) サイウア(50B)

 看板商品は、店名にもなっているカーオソーイ。ここのはココナッツミルクが多目で、椰子砂糖とココナッツミルクの自然の甘味があり、ピリリッと唐辛子のアクセントがきいている。鶏肉、牛肉、豚肉、ルークチン(つみれ)の他、焼き鶏(ガイヤーン)がのったものもある。
 ミャンマー風カレーの「ゲーン・ハンレー」はコトコトと煮込んであり、タマリンドの酸味とスパイスがきいた味。手作り「サイウア」は皮はパリッと、中はジューシーで、レモングラスやコブミカンの葉がふわっと口に広がる。どちらももち米が進む1品だ。北部料理をいろいろ食べたい人は、「オードブル・ムアン」や「アハーンプーンムアン・メーパーシ」がオススメ。前者は北部のソーセージ系つまみ、後者はスープや野菜ディップ、肉料理などがセットになっている。
 また、郷土料理以外にも、パッタイやトムヤムなどもある。家庭的な店で気軽に料理を楽しめる店だ。

カーオソーイ・メー・パーシー情報
【営業時間】8:00~17:00(基本的に無休)
【電話】0-5327-7194
【地図】誌面地図D-4
【住所】179 Ratchamanka Road(PBシティーチェンマイホテルの向かい)


 

(“カーオソーイ・メー・パーシー (235号)”の要約です。)

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The River Market

Filed under タイ料理レストラン・食堂

 

シークローン・ムー・ソース・マカーム 195B 木造の建物でゆったり寛ぐ。

 日本からの大切なお客さんや友人を食事に連れて行くならどこがいいだろう? 適度にラーンナー風でそれなりに観光っぽく、雰囲気がよくて食事もおいしいところ……そんな条件にぴったり合うのが、ピン川の岸辺に半年前にオープンしたばかりのこのレストラン。ナイトバザール観光でお腹が空いたとき、気軽に歩いていける距離にあるのも便利だ。
 高い屋根を木の柱で支えた立派な木造の建物の中に入っていくと、すぐ目の前にピン川が流れている。川沿いのレストランはたくさんあるが、ゆったりとした開放的な雰囲気ではこのお店がピカイチだろう。若者の夜間撮影スポットとして人気の高い鉄橋脇にあって、のんびり旅情に浸るにはもってこいのロケーションだ。

ヤム・ソムオー・プラー・タプティム 195B ピークガイ・ヤッサイ・サイウア 165B

 タイ料理メニューのお奨めは、揚げた淡水魚プラー・タプティムとソムオー(タイのポメロ)を和えたヤム、鳥の手羽にサイウア(腸詰)を入れた珍品、スペアリブのタマリンド・ソース焼き、淡水魚の代わりにサーモンを使ったホーモック(卵とカレーを蒸した料理)など。西洋人客が多いせいか、どのメニューもボリュームたっぷり、比較的マイルドな味付けで食べやすい。料金はやや高めだが、数人で何品か注文して分ければ経済的。タイ料理が苦手な人は、ステーキや寿司などをどうぞ。
 1階のテーブル席のほかに、川に向かって腰掛けるカウンター席もあるし、眺望抜群の2階席もある。たゆたうような北タイ音楽を聴きながら、タイ料理とピン川の眺めをまとめてたっぷり楽しんでいただきたい。(B)

ザ・リバー・マーケット情報
【営業時間】11:00~24:00(無休)
【電話】0-5323-4493
【サイト】www.therivermarket.com
【地図】誌面地図F-5


 

(“The River Market”の要約です。)

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ラーン・ナーム・メーピン(閉店)

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オードブル カオソーイ

ナワラット橋のすぐ近く、ピン川沿いのチェンマイ・ランプーン通りのバス乗り場があった場所に美味しい北部料理を食べさせる店ができた。
料理を作るのはメー・ナーイさん(ナーイ母さん)。
彼女の母親もまた料理上手で有名だったそうで、そのレシピを受け継いだメー・ナーイさんが心を込めて作る北部料理は、まさしくお袋の味。
新鮮で良質の材料が惜しみなく使われ、しゃきっと瑞々しいレタスやハーブはお店の裏で栽培しているから農薬の心配は不要。
開放的で気取らない内装や、メニュー作りなどは2人の娘さんが担当している。
そんなアットホームな雰囲気も魅力のひとつだ。
日本人に人気のメニューは、カーオソーイとゲーンハンレー。
カーオソーイはこだわりの麺が使われ、柔らかくかつコシがある。
ゲーンハンレーは豚の喉の部分のみを長時間煮込んでいるから、脂身が少なくとっても柔らか。

グンチャン 季節のジュース(苺)
 
以前は北タイのソーセージ「サイウア」を作ってターペー門付近で売っていたそうだが、それがなんと、世界一長いソーセージとしてギネスブックにも載っているそうだ。
サーブされるときには食べやすく切って出されるからその長さを確認することはできないが、7種類のハーブがぎっしり詰まっていて美味。
店のお勧め料理はミークローブ・ラーンナー(ラーンナースタイルの揚げ麺)。
カリカリに揚がった麺に甘みのある汁をかけて混ぜ時に麺がパリパリッと音を立てるのが、なんとも楽しい。
その他、パッタイやカーオパットなどタイ料理も充実。
ぜひ召し上がれ。(S)

ラーン・ナームメーピン情報
【営業時間】10:00~22:00(無休)
【電話】0-5326-6046
【場所】(地図G-5)

 

 

(“ラーン・ナーム・メーピン(閉店)”の要約です。)

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